『…どうしたの?』

内心はドキドキしてるけど、いつものように平静を装う。

「あのさ~夏休みの英語の宿題持ってない?」

『え…?あ…持ってるけど…』

何か期待してた訳じゃないけどそんな事?

「本当に!?明日英語の宿題提出じゃん?貸してもらっても良い?」

『良いけど…』

そう言って宿題を渡す。

「ありがとう!マジ清水さん良い人!
チビも宿題くらい持って来とけよな!」

なんて美羽の方に向かって言う。