「良いなぁ~。あたし1番前だよ!」

茜に見せられたくじの番号は確かに、あたしの席の右隣の1番前だった。

『あ~。ちゃんと授業聞くしかないね(笑)』

茜「なにそれ~!冷たくない!?」

『いやいや。まぁ、真ん中の1番前じゃなくて良かったんじゃん?』

真ん中だと、教卓目の前だし…。

そんなフォローになってるのか、なって無いのか、な事を言うあたし。