*   *   *





学校に着くと、それはまぁ、皆の反応が違った。



なんで急にイメチェンしたの!?

そっちの方がいいって!

別人みたーい


とか、大多数の女子と、男子が、あたしに視線を浴びせた。



とりあえず、成功はしたみたけど。
あたし、こうやって騒がれたりするの嫌いってゆーか、
ちょっと苦手なんだよね。



「椿っ超かぁわいい~~!」


佳保はあたしを見るなり、いきなり抱きついてきた。



「えへへ、ありがとう佳保」


ただのクラスメイトに褒められるのと、
親友に褒められるのじゃあ、完璧親友の方が嬉しいよねっ。