すると、いきなり渚に床に押し倒された。
あたしは頭を強く打って、意識が少しもうろうとした。




気づけば、渚があたしの上にいた。



な、に・・・この体勢・・・・・・。



「お前、ムカつくんだよ」


「は・・・?なにが・・・」


渚に両手を床に押し付けられた。


「っ!どいてよっ」


力いっぱい抵抗するけど、渚の力には全然叶わない。
それどころか、余計に力が強くなって手首が痛い。