「とりあえず、今はいないし!」 残りのグラスを心と雄太に渡した。 「あ、じゃあさ、椿に会いたいって奴いるんだけど会ってみな」 「結構です!!」 空が全部言い終わる前に、睨んであたしの言葉で遮る。 もうあんな奴等に騙されたりしないんだから! それから皆で恋バナやら、あるいは話がよからぬ方向にいったり・・・・・・。 この手の話は苦手だ。 放課後と言うとこもあって、すぐに辺りは暗くなってしまった。