ーガン!

コタローさんの勢いにひいてしまった私を、更にひかせたのはヒトミ店長さんの容赦ない一撃。

「いってえな、この馬鹿力おネエ系が!」

「…それ以上無礼な事を言うと、永久に口封じ…ですよ?」
いや!目がマジですからヒトミ店長さんっ!


…というか、何故また喧嘩…おかげで…。

「じゃあまあ、サクサク話をすすめようぜ。時間が勿体無い。」

喧嘩している2人をよそに、セイさんはばさ、と私の前に書類らしきものを乱暴においた。