「写真を掲載されて、
正直驚いた。
琴に話したいけど、
電源を切られていたから。」

「ごめん。
カエさんと付き合って
いるんでしょう?」

「違う。」

輝は一層私の体を、
強く抱きしめてきた。

「泊りがけの撮影の時、
俺と琴のキスを見ていた。」

「ごめん。私のせい・・。」

「琴のせいじゃない。
俺が不注意だった。
琴しか見ていない俺が。

けど、安心して。
もう時期解決するから。」

「どの様に?」

「明日。きちんと終わる。
だから琴。
それまで待っていて。」

「分かった・・・。」

私は頷くしかなかった。
輝がどの様に、
解決するのか知らなかった。