結局、朝、彼から来た謝りのメールに私はシカトせずに、


もう怒ってないよと返した。



どんなに腹を立てても、すぐに恋しくなるのでは喧嘩にもならない。



『思い込みが激しくて、結果結子を酷く怒らせたみたいで、本当にごめんなさい』


謝る彼に、



気にしないで、とメールを返す。




好きで好きでたまらないから怒ってたってそれが持続しない。

喧嘩が続くのが良いなんて思わないけど、

喧嘩なんかしないにこした事はないけど、


こんな短気な私がそんな風になるなんて、どれだけ自分が彼に溺れているかを突きつけられたみたい。



彼にはかなわない。


私はどうしたって、


彼にはかなわない。



好きすぎて、



かなわないよ、つかささん。