写メを送って、すぐにつかささんから返事が来る。

驚く事に、彼も夕焼けの写メで。

聞けば私と別れてすぐに撮ったのだとか。


私達はどこまでも思考が一緒だと思うと、凄く嬉しくなる。



保育園からの帰り道、せがまれて夕焼けの歌を歌いながら、つかささんの事を考えていた。



思考全部が彼一色に染められて、
私ったら本当どうしようもないね。



恋は沢山して来た。

愛してるという言葉も何回も使って来た。



それらが全て偽物のように思えて笑ってしまいそうになる。


過去の私が恋して愛おしく思っていたものは嘘じゃなかっただろうけど、

こんなに深く深く誰かを欲した事なんかなかった。


こんなにも求めてしまう事も溺れてしまう事も。


駆け落ちして自殺まで計った旦那にも、

抱いた事のない想い。





ねぇつかささん。



神様が今私達を出逢わせた理由は何だろうね。



結ばれても結ばれないような、


いつも焦燥感が消えない。



いつ、あなたがいなくなってもおかしくないような危うさを…



いつも感じる。