胸の中のモヤモヤを下手くそなりにメールに纏める。

好きだけど、大好きだけど、いちいち思う事全部行動したり口にしたりしたら、嫌われてしまうかもしれないと感じる恐怖。
重いと思われるかもしれない恐怖。


こんなメール、読んでる方がブラックになるわと思いながら、つかささんに送る。




『結子の気持ち、重いなんて思わないよ。気持ちを正直に言ってくれた方がいい。いつも好きだと言われてたい方だから、何も心配いらないよ。』


帰って来たのは優しい言葉。


ねぇ、つかささん。



温度差があって、


あなたの温度より私の温度の方がバカみたいに高くても。


それでも構わない。


あなたが私を好きだと思ってくれてるなら。



どうしようもない独占欲やワガママに苦しんでも、

あなたが私を好きでいてくれてる奇跡を、


大切にしなきゃいけないよね。




温度差はあって当然。


あなたは言った。


『男と女、
生きてきた年月の違い、考え方の違いみたいに温度差だって人それぞれ微妙にある。

でも、

今、

僕が大好きなのは結子で、結子だけで。

僕はそれで充分だと思う。』




やっぱり大人なつかささん。



今、

今この瞬間。


つかささんの好きな人は私で、

私の好きな人はつかささん。



その事実が全て。