さーて、どこへ連れて行こう?

と考えながら、


まだ連休前なのに、

私の頭は連休明けの事にばかり囚われる。


こんな欠乏症と一生死ぬまで付き合っていくのか…


でも

きっと彼を失った時の痛みはこんなものじゃないって

想像出来るから

どんなに苦しくても


この愛を私は捨てない。


こんなに想い合える人を、


私は絶対に手放したりしない。





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「あー…だる…」



連休明け、彼とのデート。


私は思わず呟いていた。


結局、大型ショッピングモールに行き、何やら沢山お金を遣わされたり、

無料の大きな遊具盛り沢山な公園に行き、1日中付き合わされたり、


姫達には嬉しく、私には疲労溜まりまくりの連休だった。



「結子ちゃんお疲れモードだね。」


苦笑しながら彼が言う。

「もぉ疲れが取れなくて。最悪よ…」




今日はずっとずっと一緒にいて、

ずっとずっと寄り添って過ごすんだから。


私の心をフル充電しなきゃ…