さすがに仕事の事を考えてる時は大丈夫なんだけど、
ふと気を抜いた瞬間に思考がすり替わっている。
私、重症だ。
どんどん欲張りになってく。
―――結局、仕事はきちんと責任を持ってやり遂げたけど、欠乏症は酷くなる一方。
帰りのバスの中では、対向車の車種を無意識にチェックしてる。
勿論、
彼と同じ車種をチェックしてしまうのは今に始まった事ではないけど、
でも、
些細な部分に彼の姿を追い求めてしまう事自体…
彼にのめり込んでる何よりの証拠で。
こんなに好きになって、大丈夫だろうかと怖くなる。
彼は絶対に私から離れない――彼の言動からそれは自信を持っていいと思う。
だけど、
常にもう1人の自分が問いただす。
何かあった時、―――彼を失うような何かがあった時に私は正常でいられるの?
こんなにのめり込んで大丈夫なの?私は?
だけど、
答えなんていつも同じ。
それでも好きにならずにはいられない。
想わずにはいられない。
求めてしまう。
あの温もりを、あの笑顔を、あの瞳を、あの手を。
あの人の全てを求めてしまう。
ふと気を抜いた瞬間に思考がすり替わっている。
私、重症だ。
どんどん欲張りになってく。
―――結局、仕事はきちんと責任を持ってやり遂げたけど、欠乏症は酷くなる一方。
帰りのバスの中では、対向車の車種を無意識にチェックしてる。
勿論、
彼と同じ車種をチェックしてしまうのは今に始まった事ではないけど、
でも、
些細な部分に彼の姿を追い求めてしまう事自体…
彼にのめり込んでる何よりの証拠で。
こんなに好きになって、大丈夫だろうかと怖くなる。
彼は絶対に私から離れない――彼の言動からそれは自信を持っていいと思う。
だけど、
常にもう1人の自分が問いただす。
何かあった時、―――彼を失うような何かがあった時に私は正常でいられるの?
こんなにのめり込んで大丈夫なの?私は?
だけど、
答えなんていつも同じ。
それでも好きにならずにはいられない。
想わずにはいられない。
求めてしまう。
あの温もりを、あの笑顔を、あの瞳を、あの手を。
あの人の全てを求めてしまう。