普段、白や黒が多いモノトーン系の服装のつかささん。

アーガイル柄って上品で知的に見えるから…

彼の雰囲気をさらに良くしてくれそうな気がして。


…元から知的なんだけど。


1人妄想の世界に足を突っ込んでニヤニヤしそうになる。


それより今日は年内最後のデートになるんだから、つかささんを沢山沢山見つめて瞼の裏に焼き付けなきゃ。


触れた感触を、


少しでも長くこの手に残しておきたい。

その声を、いつまでも耳の奥に留めておきたい。


「年末年始…1週間以上も空くなんて死ぬ。」


「僕は明日も明後日も逢えるんだけど?」


「だって明日は無理だもん。明後日も抜けれないし。」


言いながら、じゃあ大晦日ならどうだろうと即座に考える自分。


大晦日に逢える事になれば、彼に出逢えた年の最後の日に逢えるって事になるわけで。


あぁでも大掃除が…




お正月はもうすぐというのに、大掃除なんて少したりとも出来てない我が家を思い浮かべる。


…どうしよう。