『ねぇ翼、この人たち誰??』
黒髪の男前の後ろには、金髪のイケメンと、茶髪の可愛らしい子がいる。
どうやら千歳たちと知り合いのようだ。
(いや、険悪ムード漂ってるけどさ)
「コイツらは、この学校の生徒会なんだ」
『えぇっ、生徒会!!?随分とイケメンぞろいだね』
「まぁ、かっこよさ重視の選挙だったから」
『お前らは??』
「拒否った。」
「めんどくさいし、あいつらと一緒にいるとか、有り得ない」
『へ~…で、なんでこんなに仲悪そうなの??』
千歳&桜李と生徒会をちらっと見る。
バカだの、アホだのと罵りあってる。
・・・お前らは、子供か!!
「う~ん・・・俺もあんまりわからねぇんだけど。
生徒会は、”椿”っていうチームなんだ」
『ほぉほぉ。』
「で、俺らの次の、No.2。
多分それで敵視されてるのかな??」
『ありきたりだね!!』
トップの座が欲しくて、ちょっかいかけちゃうぜ☆みたいな??
「それ言っちゃおしまいだよ。
暴走族系の小説、オール否定じゃん」
『いや、それ言いすぎっしょ!!』
何も二番目が一番を狙うって話ばっかりじゃないから!!
他の作家さんたちに失礼だから!!
「それから、綾と蓮は昔から仲が悪い」
『蓮??』
「そ、生徒会長の黒霧 蓮-クロキリレン-
椿の総長もやってて、俺らの幼なじみ」
『お前ら、昔から一緒だったんだな…』