「冗談だよ。お前、どうみても童貞っぽいしな」
それ、失礼だぞ!!たしかにしょ、処女だけどな!!
「気が向いたら俺の部屋こいよ。
お前ぐらいきれいな顔してんなら、いつでも脱・童貞させてやるぜ??」
『死ねや、腐れ教師がぁぁ!!』
「んだよ、そんなにキレんなよ。
ってか、俺は手ぇ出してねぇからな。
あっちから誘ってくるんだ」
『そこは男として断れ!!』
「わかってねぇなぁ、そこは持ち帰るのが男だろ??
勇気出してくれた女に恥かかせんじゃねぇよ。
お前もまだまだお子様だな」
そんなの一生分からなくていい!!
「まぁ、こんな話はまた今度な。
いくらでも喋る時間はあるんだ、楽しみしとくぜ。
とにかく、D組に気をつけてな。
知っての通り、ここは男子校だからな」
『なんか問題があるの??』
「…クラスのやつらに聞け。
俺が言ったら、黙認してることがばれる」
『えぇぇっ、なんかヤバイ話??!』
「さぁな~、楽しみにしとけ。
よし、じゃぁその大量の荷物を寮に持っていこうか」
そういや、二人部屋っていってたな…。
ばれないように頑張らねば!!
っていうか、本来の目的は”男友達沢山作ろう☆”だからなっ!!
そこらへん間違えちゃいけないぞ、悠!!
「おい、その荷物も持ってけよ」
『先生、手伝ってください』
「わりぃな、両手がふさがってる」
片手にたばこ、もう片手はポケットに。
もうね、教師って何かね?
大量の荷物を全部担いで片岡先生に着いて職員室をでた。