『・・・き、興味ないです。
イケメンなんて1ミクロも興味ないです。
だって、俺男だし?』
「フッ 懸命だな(笑)」
この先生、俺様だ!!
そして、ただの教師じゃねぇ!!
これ、次期組長の勘!!!当たる確率98%!!
『で、俺はなんでA組?』
「バスケ部っぽい顔だったから!」
『顔って!!』
「ほかのやつら見りゃわかる。
こいつサッカーだなぁ、とかバスケだなとか」
『俺がもし空手習ってたって言ったら・・・??』
「バスケ部はいれ。悪いことはいわねぇ」
強制かい!!
『…A組って、どんなクラス??』
「ん~、とにかく騒がしいかな。暑苦しい騒がしさじゃねぇんだがな」
『今流行りの細マッチョ??』
「そうそれ、細マッチョ!!
で、その細マッチョどもがぎゃあぎゃあ騒ぐわけだわ」
『たとえば?』
「昨日の女はこんなだっただの、かわいい子の落とし方だの、誰が先にターゲットを落とせるかだのと…」
『そのクラス、サイテー!!』
女の敵ばっか!!全員張り倒したい!!
「ん、そうだな」
・・・怪しい。目ぇ逸らしたね、今。
『そういう先生も、他の女教師たぶらかしてんじゃないですか??』
「ピクッ ……(汗)」
やっぱり!!この学校には、私の味方はいねぇ!!
ってか、なんかめっちゃ視線飛んできてんですけどぉ。
なんか、変なこと言ったかな??
『な、なんですか??』
「いやぁ、お前意外とたらしっぽいな。
実は毎晩女と遊んでんじゃねぇの?」
『んなわきゃねぇ!!!』
私は女だ!!毎晩いかついグラさんたちと戯れてんだよ!!
7並べして盛り上がってんだよ!!