「春臣でよくね?」
『誰だ、そのハルオミって。っていうか、なんだ?あと一人って』
「班決め。一班７人。
ユウが挙動不審にケータイを触ってる間、ずっとその話だったんだけどね」
「挙動不審にケータイ?!てめぇ変態かっ?!」
『ち、違う!!断じて違う!!
データフォルダ開いてニヤけるとか、ケータイ小説読んでニヤけるとかしてないぞ!』
「それ、挙動不審じゃなくて、変態」
そりゃ言いすぎだぜ兄さん!!
もしかしたら爆笑映像見てるかもしれないでしょ?!
『で、その一人を春臣とやらにするのか』
「おぅ、あいつ面白いぞ～」
『マジでか!!俺と気ぃ合いそう?!』
「そりゃお前次第」
『確かになっ!!』
この不良どもを除いて、初めてのオトモダチ到来?!
初友記念に、このポッキーあげよう。
こないだ出たばっかの、春限定ポッキー。
･･･あ、だめだ。この学校暖房効きすぎてて、とけてるわ。
チクショー、地球温暖化の敵め!!
今すぐエアコン止めろ、CO2の排出を止めろ!!
『ん?おぃ綾、起きろよ』
「･･･無理」
『変なやつと組むの、ヤだろ?』
「俺なんかと組むやつ、お前らしかいねぇだろ」
『いやいや、もしかしたら隠れファンがいるかもよ?
これを機に友達になりたいって人がいるかもョ?』
「もし近づいてきたらぶっ飛ばす」
『めちゃくちゃだな!!』
「お前が」
『私か?!?お前の悪行の片棒を担げと!!』
「とにかく俺は寝る」
ハイ綾さんお休みモード～
たった２Ｐだけど、お疲れ様でした～
