「せっかく来たのに、なんでか綾さんいないし…」


「ユウもいねぇし。代わりにこんなドちび's置いて行きやがって」


『「チビで悪かったな!!」』




希、翼、千歳は授業に戻る、と言って帰った。

綾は「ムリ、マジ無理」って繰り返してて怖かったので、帰っていただいた。




残ったのは、私と桜李。





『っていうかさ、この組み合わせ最悪じゃね??!』


「俺もそう思った!!なんの対処もできねぇじゃん!」


『なんの対処だよ!』


「触れられたくないことに突っ込んできたとき」


『突っ込まれたら、壁で作ってバーンッてならせとけ!!』


「なんだよその作戦!!ボブスレーか!!」


『チッ 桜李のツッコミ、イマイチなんですけど。

綾の方が、まだまっしなんですけど』


「うるせぇぇぇ!!じゃぁお前だったらどんな返しすんだよ!」


『まるで、そうめん流しみたいだね(爽)』


「意味わっかんねぇ!!流しそうめんだろ!!」


『そっちに反応する??!バーンッてならないだろっ、て言って欲しかったんだけど!!』


「知るかぁぁぁ!!」






「あ、あの~」


『あっ、ごめん。で、これからどうするんですか、淀川君』


「すいません、吉川っす」


「淀川でもどよかわでもどっちでもいいだろ!」


『おぃ、桜李。よすぃかわさんがかわいそうだろ』


「悪いな、よすぃかわ」


「えぇ、よすぃかわ、そんなに怒ってないっす」




「ユウはどこだ」
「綾さんはどこだ!」



「あ、桜李さん、せんべいありますよ」


「マジでか!!くれ!!」


『お前、せんべいバリバリ食ってたら、そのうち加齢臭し始めんぞ』


「マジで??!じゃぁいらねぇ」



「「おぃっ!!!」」