しかもガネメって…逆から読んでもおんなじにならない!!


っていうか、絶対出番欲しかっただけじゃん!!

受信ボックスに入ってるだけで気分が悪い!!


こんなメールは、ピピッと削除!!



(流石はクラッシュ父。もしかしたらあの人、宇宙人なんじゃないだろうか)



さっきの先生と入れ替わりに、また若い男の先生が外からやってきた。




「すまんすまん、遅れた。いやぁ~、生徒がなかなか放してくれなくてな…」


『はぁ・・・』




まぁ先生かっこいいしね。

囲まれてもしょうがな・・・・・・あれっ??



ここって男子校じゃなかった??!男子ばっかじゃん!!


じゃあ何に囲まれてたの?!

ハト?ハトに餌やってたの??!



「えぇ~と…。蓮条…ハルカ??ユウ??」


『あ、どっちでもいいですよ』


「はぁ??!んなわけねぇじゃん!!

読み方どっちでもいいっていう生徒と初めて巡り合ったわ!

これこそまさに未知との遭遇だわ!!」


『冗談です、ユウです。
先生、なかなかツッコミのセンスありますね』


「素人に褒められても嬉しくねぇ」


『なにおぅ??!この小説、俺というツッコミがいなきゃ成立しないぞ??!』


「わかった分かった、ツバ飛ばすなよ、汚ねぇ。

俺は、これからお前のクラスになるA組の担任、片岡剛-カタオカツヨシ-だ。

よろしくな?」


『俺ってA組なんすか』


知らなかった…。