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ただいま、繁華街で休憩中。


なんでも千歳と桜李が服を買いたいらしい。

けど俺様総長サマが、「腹へった」らしいのでレストランにて昼食中。

ってかさっきお前ら、飯食ったじゃん!!!

成長期の男子って、絶対金かかるよね…。




『さっきフジコちゃんに聞いたんだけどさ~

なんでも白狐と黒蝶が街に入ってきたんだって』


「マジでか!!」


「黒蝶は確認してたけど、まさか白狐までとは…」


「どうする綾!!?」


「・・・・・・」


『なんか手ぇ組んでるかも、だって』


「うわぁ、厄介だな」


「ってかめんどくせぇ」


「・・・倉庫行くぞ。希、他のやつらも呼んどけ」


「全員参加?」


「いや、来れるやつだけでいい」


「了解」




希はケータイをピッピコいじくりはじめた。




『いつも倉庫にいるわけじゃねぇんだな』


「まぁな。ずっと縛り付けられんのも鬱陶しいし、家の事情もあるだろうしな」


『家の事情ね~。

そういや、みんなの家って金持ちなんだよね??』


「みんなが皆ってわけじゃないけどな」


「そうそう、俺とかは飲食系だし」




翼の家は、寿司のチェーン店をやってるらしい。

翼が板前さんとか、ちょっと面白いんですけど(笑)




『千歳は??』


「俺??ファッション系らしいけど、あんまりしらねぇ」


『ふ~ん…希と桜李の母さんは理事長だよね?』


「おう!!めっさ怖ぇぞ!!」