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「ちょっとあれ、桜龍じゃない??!」


「うっそ~、なんでなんで??!」


「あぁっ、祠堂クンかっこよすぎ…」


「桜李さ~ん、相変わらずちっさいっすね(笑)!!」


「きゃぁぁぁっ、千歳さんだわっ!!」


「ちょっと隣歩いてる子誰??」


「えっ、知らないの??赤アゲハだよ!!」


「桜龍の仲間になったって、ほんとだったんだな…」





あれから少しご飯を食べて、繁華街へ出掛けにきた私たち。

予想どおり、一気に注目の的となった。





「いやぁ、賑やかだねぇ」


『だからお前らと来るの、嫌だったんだよ…』


「まぁそう言うなって♪」


「誰だ、オレのことちびって言ったやつ!!!」


「活気があっていいと思うけど?あと支持率も」


『希が言うと、なんか悪く聞こえる・・・』


「・・・うぜぇ」


「あぁっ、我らが総長さまがお怒りだ!!」


「鎮めろ~っ、ぎゃははははっ!!」




注目を集めてるのは、他でもないこいつら。

アホ面さらしてバカやってるけど、顔だけはいいコイツら。



制服姿しか見たことないから分からなかったが、私服Verは鼻血もんですな。



これ普通の女の子が見たら、道路中血だらけになりそうじゃね??



歩く凶器とはまさにこのことだと、私は思う。




綾は色気、千歳はタラシ度、桜李は可愛さ、希は爽やかさが倍増してて、翼は地味度が半減してた(敢えてかっこ良さには触れない)。