去年の夏、
私は1年生だったものの
「コンクールに先輩後輩は関係ない!うまいやつからどんどん出していく!」
という顧問の菊地(キクチ)先生の考えによって
先輩をさしおいてコンクールに
出ることになった。
コンクールでは50人しか
出ることができない。
当時部員は80人以上いたので
約30人は出れなかった。
だからこそ自分が選ばれたのは嬉しかった。
でも当然3年生で選ばれなかった先輩もいた。
高校生活最後のコンクール、
出れないのが悔しくて
泣いてる先輩もいたが、
「仲間が関西や全国に行ってくれたら…」
そんな気持ちで応援してもらった。
私を含めた50人は
出られない先輩達のためにも
毎日朝から夜まで練習に励んだ。
菊地先生もすごく厳しい先生で、
何度も怒られたりしたが
その都度練習して合奏に励んだ。