優生と付き合いはじめて2日目。

今日ははじめてのデート♪

いつも以上におしゃれして

優生に会いに行った。

るんるんしながら電車乗って

鏡でチェックしてみたり

メイク直してみたり

気合バッチリ。

・・・あれ、15分も早く着いちゃった。

早く会いたいからって

いつもより早い電車乗っちゃったんだ。

15分後・・・あたしの彼氏が来た。

「葵ー!ごめん!待たせたね!」

優生の元気な声。

この声を聞くたび

あたしはとても安心する。

15分も待っちゃったけど

「あたしもさっき来たから★」

って。

今日は優生にいっぱい服買ってもらって

ご飯食べて

楽しい時間はあっという間にすぎてっちゃった。

気が付けばもう8時前だった。

「彼氏とすごす時間って早いなぁ・・・」

思わずつぶやいちゃった。

「・・・今夜俺んち来る?」

優生がポツリ。

あたしの家族はあたしのことなんかどうでもよく思ってる。

だから外泊も何でももう自由。

優生の家・・・行きたい。

「いいの?・・・行くぅ~♪」

電車乗って優生の住んでるマンションに着いた。

優生の部屋はモノクロ調の家具でそろってた。

「女連れてくるの葵がはじめてだな。」

あたしは照れながら優生のベッドに座った。

「風呂入る?スウェットとかなら貸してやるよ」

優しい声があたしの耳に届いてくる。

「じゃあお言葉に甘えてっ・・・☆」

優生にスウェットとか貸してもらって

お風呂に入った。

湯船でいろいろ考えてたら

のぼせそうになっちゃった。

あたしってどこまで変態なんだか。

お風呂からあがって着替えてリビング行ったら

・・・可愛い顔して寝てんじゃん。