あたしの名前は葵

今は21歳

子供の名前は沙羅

2歳

あたしの旦那、沙羅のパパは・・・


これから始まる話は

あたしがまだ18歳だったときの話です




3年前―

高校3年のあたしはかなり派手で学校もさぼって

毎日渋谷へ出かけていた。

今日は友達の亜希とショッピング

109に行く♪

メイクも髪もしっかりきめて

服着替えて

家を出た

やばい・・・

電車に乗って時間を確認したらあと5分で遅刻。

電車はここから8分で渋谷に着く。

「葵!遅い!」

集合のハチ公前にやっぱり亜希はいた。

遅刻・・・

ちなみに亜希も同じクラスであたしみたいに学校サボってる子

「ごめん!マックおごるから許して!」

「じゃあポテトね♪」

そんな会話しながらあたしたちは109へ入っていった。

亜希もあたしもいつもの気に入ってるショップでたくさん買って109を出た。

その後マック行ったりアクセ買ったりした。

気がつくともう6時。

「じゃーねっ」

亜希とバイバイしてこれから帰る。

そのとき

「葵じゃね?」

1人の男に声をかけられた。

・・・誰?

男は明るい茶髪でチャラい感じ。

「誰?」

男に聞いた。

「優生だよ!おぼえてねーの?」

「えっ、優生!?」

優生は中学校が一緒で3年の時クラスが一緒になった男。

そしてあたしが好きだった人。

久しぶりに優生にあってどきどきしてる・・・

「お前学校さぼんなよ~!」

優生は笑いながらそう言った。

あの笑顔変わってない。

あの笑顔が好きだった。

そしたらいきなり優生が

「葵彼氏いんの?」

ってまじめな顔で言ってきた。

セフレならいっぱいいるけど本当の彼氏はいない。

「いないけど・・・」

あたしは正直に答えた。

「だったら俺と付きあわねぇ?」

「えっ!?」

正直びっくりした。

あたしはやっぱ優生のこと好きみたいだった。

そしてあたしと優生は付き合うことになった。