「そっちのほうが…

高橋は笑ってた方がいいと思うよ。なんつーかその…うんと…」


私ってやっぱり結構冷たいし愛想ないから笑うことあんまりないからなー…。

でも…

「関口君見てるとなんか笑えるかも。」


「それどういう意味?!!」


しゅんとする姿もまた可愛くて。すごく癒された気がした。


私たちはたまたまみつけた公園のブランコに腰をかけた。



「なんかごめんな。考えなしでいきなり連れ出して。」


私が、いいよ。と言うとほっとしたように微笑んだ。なんか子供みたいだなー。


「話してみたかったんだよな。高橋と。だから由香に頼んだんだ今日のこと。」


ほんとに話したかったんだ。


「なんで??」


「なんで…ん〜なんでだろうな;;」


またやっちゃったυ
私はすぐ"なんで??"って聞く癖があるんだよね;;


空はブランコをこぐのをやめてベンチに座った。