学校のHRが終わると、当たり前のように
4人で集まって帰った
みんなでゲームしたり話したり、
そんな事の繰り返しだったけど
一緒に居れて、笑い合えてる事が
すごく嬉しかった



毎日のように遊んでいたから
あたし達4人はクラスでも有名なくらい
の仲だった



そんな日々を送っているうちにも
あたしの彰への感情はどんどん
大きなものになっていた…




恋愛経験がまったくなかった
あたしは自分じゃ何もわからず
真由に相談した。



真由も恋愛経験が豊富なわけじゃない
だけど、いつも真剣に相談に
のってくれてアドバイスしてくれる




「あたし、前よりも彰の事が好き。」




「うん、知ってる~ だって綾
彰の事ガン見しすぎだしっ笑」



「えっ…うっそ。」




「そろそろ告白してみたら?」



「えっ?!無理ムリむり!!絶対無理!」



「だってすきなんでしょ?」


 
「……うん」



「綾が行動起こさなきゃ何も
変わらないままだよ?」



「うん…そうなんだけど~。」




「ほ~ら、勇気もって!バレンタイン
にでも告白したら?」




「バレンタインって…もう後2週間
くらいしかないじゃん!!そんなの
まだ心の準備が…」



「いつまでも甘ったれるな~!!
あたしがついてるから大丈夫♪」



「うん、わかった!ありがとう★」