いつもと風貌が違う高杉先生だった。


髪の毛はボサボサ・・・・・・・・・


無精ひげがうっすら生えていていつもみる先生の姿ではなかった。


「あの・・・・・・」


「青葉、入って」


そういって先生はドアをすこし大きく開けたので横からするりと中へ入っていった。


廊下もすごかったけど部屋の中はもっとすごそうだった


玄関であろう場所はきっと大理石なのだろう艶々してて傷一つない感じだ。


気付いたら先生はとっくにどこかに行ってしまったらしく美琴はそれを追いかけるように一つの部屋のドアをあけた。


そこには想像を絶するくらい広い空間にシンプルな家具に統一されたすっきりした部屋がそこにあった。


その中でも一際目立つでっかいテレビの前に陣取る大きなソファーに先生は座っていた。