30階に着くまで誰とも会うことがなかったのであっという間についた感じだった
エレベーターを降りると美琴はまたここで驚きの声をあげた
「なにっ?ここ?」
白を基調とした壁には様々な中世画家が描くような貴族の絵みたいなものが飾ってあった
入り口を飾る大きな花瓶には色とりどりの花がきれいにまとまっていた。
しかもそれは造花ではなく生花って事に驚いてしまう。
きっと定期的に誰かが生け代えているのだろう・・・・・・・・・・・・。
この家を見たってやっぱり先生は普通の高校教師ではないことを見せ付けられてしまう。
ようやく部屋のドアの前に着き一呼吸のした後、美琴は部屋のベルを鳴らした・・・・・・・・・
美琴を待っていたのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・。