「はい・・・・・・・あ・・・おば?」


えっ?声も聞かず私って分かったんだろう?


よく見るとボタンの横に小さくカメラが設置されていた


「あっあの・・・・先生、今日休んだから気になって・・・・・・」


「まって青葉今開けるから・・・・30階まで一人で来られる?」


「うん」


そういうとカチャっと音がしてそのまま目の前の自動ドアが開いた


恐る恐る入る美琴の目の前にはパティオが広がり太陽の光が庭に降り注ぐなんともいえない美しい庭園が広がっていた。


ホールの地面は大理石のようでピカピカに磨かれていた。


ホールすべて高級感漂うマンションだった。


ようやく、エレベーターを見つけ中に入り30階のボタンを押す


静にエレベーターは上へと上がっていった。