こうして私と山下くんは2人だけになった。



山下くんはさっきから何かを探している。



私が読んでいる本の続きよりも
山下くんが気になる。



私はちらちら山下くんを見た。



そしてついに目があってしまった。



そうすると山下くんは私の方に
だんだんと近づいてくる。



山下くんは私の目の前に立った。



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