屋上で一人残された私は何度も伊織の言葉を繰り返していた。「自分さえも分からないから…」
何でそんなこと言うの?? 何を抱えているの    何を思ってるの     何にも見えない。 
不安ばかりが募る 
   思ってるだけだ私は 伊織の事を知ろうとさえしなかった。

思うだけなら
   好きなら
 それでいい…

嫌だ こんな
  違う 

 好きなら
   思っているなら 


力になりたい 

 もっと知りたい

あなたを