「えっあたし達なんの準備も…」


「大丈夫です!
すぐに終わりますから」



「そうじゃなくて
荷物とか…」


「あーっ!!!
時間がないっ
カウントしますよ!」


言いくるめられた姫花は
大丈夫かなぁ?と不安そうな顔。



「ここまできたら
なるようになれ、だよ。
ね?」


そんな姫花を見て
華恋が楽しそうに言った。