「じゃあ行きますよ~…」

袖をまくり気合いをいれる仁だが
姫花と華恋はなにをするのか分からず、
戸惑っている。


「え?なにするの?」



「まずは
姫様と華恋様の封印を解いてから
イーストに向かいます!」



仁はカーテンがきちんと閉まっているか確認しながら言った。


「え!?今から!?」


「はい、あと5分もすれば
お二人の能力が目覚めますし
本当はあっちに行ってからのほうがよかったんですが
間に合いそうにないんで
先に封印といちゃいましょ!
そしてそのまま時空を飛びます。

いざ、我等の故郷イーストへ!!」


モチベーションをあげようとしてるのか
すごくハイテンション。