「あ―――!!! 疲れたぁ!!」 そう言いながらも ぐるぐるとその場を周りながら息を調えた姫花は あっというまに回復している。 「お疲れ様 はいっ」 華恋はバックからスポーツドリンクのペットボトルをとり出し、 姫花にむかって投げ渡した。 これも華恋お手製。 普通のスポーツドリンクだと 糖分の過剰摂取をしてしまうため いつも2倍に薄めてから入れ直す。