「…なんだ。」



ボソッとつぶやいた華恋に

申し訳なさそうに

顔をあげた。




「すみません…

1年間も…」




「たいしたことないじゃん。」




「え?」




明るく言った姫花に

驚いたのか間抜けな顔を向けた。




「あははっ

なにその顔!

せっかくのイケメンが台無しじゃん!」