「…ガッッッ!?!?!?」




華恋はパクパクと口を開閉して
何かを言おうとしてる。



「え?!なに?」


「姫花…か…髪が…赤い…」




え?と髪を触った。



「目も…赤い…」


え?充血?

とギュッと目をつぶった。


「おぉ…
やっと私の知ってる姫花様です。
髪の色は神族なので赤く、
目は…特別変異です♪」



といいながら

仁が姫花に鏡を渡すと
恐る恐る鏡を除いた姫花は
口をあけたまま動きを止めた。