「姫様!姫花様ッ!!」

「ん…」



体を揺さぶられて目を覚ますと

再び仁の部屋

目の前には心配した仁の顔。



「…華恋!」


華恋は姫花の手を握りながら

まだ目を覚ましていない。


「華恋、華恋!!」



「う…ん…」



華恋はゆっくりと目を覚ましたが
それを見た姫花は目を見開いた。