もう逃げ場はない。

そんな私に遠慮なく
近付いてきたヤツは私の両腕をつかんであごをあげてきてキスされた。



抵抗するけどやっぱり男の子の力にはかなわない。
ましてや、キスが長すぎて息もできないし力がぬけてく。


そんな私が一瞬口を開いたのを彼は見逃さず舌をいれてきた。



「はぁんッッんー」


出したくなくても声がでる。これじゃ私認めちゃってるみたいだよー




最後の力を使って奴の舌をおもいっきし噛んでやった。


『いッッッ』

いたさのあまりか
ヤツは口を離した。


「はーはーはーっ」


『いってーな!なにすんだよ』



私はいつのまにかないていた。


だって


だって







「ファーストキスだったのに!」




そーいって
私は走って走って
家にいきおいよく入っていった。