さっきとはえらく違う冷めきった顔をしたイケメン君の姿があるではないかっ
「どうしたんですか?」
『はっ!?どうしたもこうしたも…これがおれの本性だしね…』
うわーっ
優しい王子様がこの世にいないことがわかった…
↑意味不(笑)
『キス』
「はぁ?」
『キスでいいよ。』
なにを言ってんだ
この人は〜
「無理ですね」
『ダメだよ。お礼ぐらいきちんとしなきゃ。それにオレとキスできるなんてうれしいだろ!?女どもは喜んでたのんでくるぞっ』
そういってヤツは
私に近付いて来た。
捕まんないように後ずさる私はついに背中が壁についてしまった。