「Amourへようこそ」



へ!?

あれ?

あたし何?



入っちゃったの?




入ってないよー!!

あたしの目の前に階段…

その上にAmourと書いたドアがあるじゃん!!




「あの…あたしここに来たわけじゃないんで それじゃ失礼します!!」



あたしは急いでその場を離れた


つもりだったけど

離れられてない!!!




腕掴まれてるよあたし



「どうぞ 初回は5000円です」



そんなのどうでもいいって!!




「結構です」


あたしは人々行き交う道路を見つめて答えた


何を間違えてあたしはここにいるんだろ?

本当だったらそこの道路歩いてるはずなのに…




「そんなこと言わずに どうぞ…」