「なんだよなんだよ~!
雅楽のほうこそ朝からそっけねぇなぁ!」
「黙れ赤毛」
「これけっこう気に入ってんだけど・・・・・・・」
こういうやりとりで話しかけてきたのは私の席の前の黒崎君。
するとジロッと私を見てきて、
「女一人でこんなとこ来てんじゃねぇよ」
だと・・・・・・・・・・。
えーっと・・・・・。
こういうときの反応ってどうすればいいんだろう?
「雅楽、何メイちゃんイジめとんねん!
メイちゃんだっていろいろあってやな~・・・・―――――」
キーンコーンカーンコーン・・・・
ナイスタイミング!チャイム!