「俺、女だけは大っ嫌いなのに、お前は・・・・・・いいかもしんねぇ」




「え・・・・・」







少しだけドキッとした。


だって黒崎君、今まで会った男子の中でもズバ抜けてカッコイイんだもん。




端正な顔立ち、すべてを見透かすような瞳、明るい茶髪、程よくついた筋肉質な体。


すべてが完璧だった。




でもさっき言った言葉・・・・・・どういう意味?





「俺、お前をほっとけねぇ。最初は嫌ってたけど、今は・・・・・・お前が好きだ。」





嘘・・・・でしょ?



だってまだ会ってから一日だよ?





さっきは私のことキツク睨んでたのに。