「えっと、寮に入るから・・・・・」




「「「「えっ・・・・・・」」」」



そう言った瞬間皆の顔が凍りついた。



「さ・・・・さすがにそれはマズイんちゃう?」



「・・・?何で?」






「だってさ、メイと同じ寮だよ?俺ら。」




・・・・・・・はっ?



リュウ、なんてこと言ってるの?



冗談キツイよ?






すると寮の中から女の人が出てきた。


三十歳ぐらいかな?すごくキレイな人。




「ん?皆帰ってたの?だったら早く中入りなさい。
・・・・・・・あら、メイちゃん?来てたの。」


「あっ、はい」


「あー・・・・私は鏑木ユリ。ユリ姉って呼んで。
それより早く入ってきなさい。風邪ひくわよ?」