「これ、全部やっといてくれない?これ、ぜ~んぶさ」




あたしはニコッと笑って見せた。
あたしが笑ってあげてるんだよ、あんたなんかに。




感謝してよ。






「むっ…無理だよこんなにたくさん…!!だいたい、そっちが勝手に…」





はぁ?




美咲ちゃんの立場で口答え…?
有り得ない。





ここまで言っても無理なんだ。




へぇ。
だったら―…





「マジでぇ!!やってくれんの?ありがとー!!じゃあ帰ろうー」





強制だよ。
あんたなんか…パシリでしかないんだからね。



パシリやらなきゃ、生きてる価値ないから。



「あはははっ♪」



ガチャンッ