「だいじょーぶだっ…」
「ほら、そこ!!うるさいぞ」



バレちゃった。





まぁ、こっそり話せばいいことだし。





あぁ。
でも数学ってダルいなぁ。
早く終わってほしい。





キーン…コーン…






あ、ちょうど終わった。








「ありがとうございましたぁー」






あいさつが終わってすぐ、美亜のところに行った。




「ねぇ、あいりのせいで授業散々だったじゃんね?」
「マジだよね!!」




ガタンッ




美亜が立ち上がった。