「言いにくいんだけど…美亜ちゃんの仲介で…」 え? …美亜の? どうして美亜、結菜ちゃん達の居場所が分かったんだろう…。 それくらい、あたしを恨んでたのかな…。 「美亜の高校、分かる?」 「あ…うん。そこで会ったから…」 「じゃあ、一緒に連れてって!」 許してもらえないのは分かってる。 話してもらえないかもしれない。 もとの関係には戻れない。 戻ろうとも思ってないけど、決着をつけたい。 今日こそ―…。