「何?いきなり」 「あんな嘘...つく意味ないから!あたしはあんたを許さない。大嫌い!!!」 教室は騒然とする。 あたしが怒鳴って驚いたのか。 それとも...嘲笑いか。 後者の方が強いだろうけど。 「...意味わかんない」 繭はそれだけ言った。 ...あたしは、許さないから... 突然涙が溢れてきた。 「キャハッ!泣いてんのー、コイツ」