「ちょっと、そんな睨まないでよ~♪教えてあげたんだよ、瑠璃ちゃんは最低だって」
「なっ...!!?」
「本当のことじゃん?」
「可愛いからって調子に乗っちゃってさ」
「今は全然可愛くないよー」





2人の言葉が、刺さって行くような気がする。
心に、深く。





一生抜けない、針。






「ベタボレだった岩田も、あのくらいの軽い気持ちだったって、笑っちゃう」
「いい気味!!!」





何も言い返せない。





全部、当たってる。






確かにあたしは岩田を利用してた。
だけど...





好きなところもあったよ?






みんなにはわからないでしょ..?