「ちょっと、手に持ってるもの、ウチの物でしょ?」
「あっ…」
「ちょっと来なさい!!」




店員の後ろでは、美亜達が笑っている。




もしかして…
最初からこれが目的で?








「どうしてこんなことしたのよ!」
「あ…っ」
「言えないのね。じゃあ警察呼ぼうか」





酷いよ…





美亜達、どうして…








「あなた達、この子と友達なの?同じ制服だし」




…“友達”





「そんなわけないじゃないですか。こんな万引き女」