カツカツッ… あたしは黒板に文字を綴っていく。 絢美ちゃんに向けて…思ってもないことを。 あたし、最低だ。 みんな以上に、最低だ。 “絢美うざい” “死んじゃえば?” “嫌われ者ww” …この言葉、あたしは言われて傷つかなかったっけ? 傷ついたよ。 じゃあ、何で平気で書けるの? わかんない。 もうわかんない。